昔から、寺は地域の拠り所として、また心の支えとして、人々の暮らしに寄り添ってきました。けれど今では、あまり寄り付きたくない場所になっているのかも。
だとしたら… 寄合所から始め直したいと思っています。各種サークルの開催地でも良い、人々が気軽に集える場所でありたいし、災害時には避難所のような役割も果たしたい。
人と人が、人と仏が、触れ合うことで「いのちの本当の願い」に目覚めていける、そんな場所になることを目指しています。
西暦 | 和暦 | 事柄 |
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1522年 | 大永2 | 行円法師により 吉田関屋町に創立した(寺伝による) |
1590年 | 天正18 | 吉田城の城地拡張により 城下の新本町(旧 指笠町)に移転した |
1786年 | 天明6 | 天明の大火により 寺の堂宇が全焼した(2度目の焼失) |
1790年 | 寛政2 | 焼失堂宇を再建する |
1808年 ~1833年 | 文化5 天保4 | 「寺子屋」を開く 筆子が常時百余人を数え 吉田地方第一と称賛された |
1872年 | 明治5 | 学制頒布により「寺子屋」を廃止した |
1921年 | 大正10 | 現在地 東新町(旧 東田町北蓮田 )に 1790年に再建した際の主要部分を移築した 当時 現在地の裏手に火葬場があり 待合所として重宝された |
2009年 | 平成21 | 本堂・耐震改修工事成る チタン葺き屋根を採用し軽量耐震化を図った |
2022年 | 令和4 | 建立500年を迎えた |
住職
福澤 秀倫(ひでのり / シュウリン)
1960年2月生まれ
寺の生まれだが宗教は胡散臭い、科学こそ真理と考えて物理学者を志したが挫折した。ITエンジニアを経て住職となり、既に20余年が経った。
物理学では物質の二重性(粒子/波動)を説くが、いのちにもその二重性があると考えている。波動は伝播するもの。”伝わり合ういのち” に頷けば 、どんな状況でも必ずそこに意味を見出して、 “平気で生きていける” ようになる。
仏教は「生死の問題を、自他の区別を越えることで解消する教え」だと確信している。
坊守
福澤 真理(まり / マリリン)
19xx年7月生まれ
この寺に嫁いだが幽霊が怖い。だから墓地の草取りは致しません。
池坊華道を極めるべく頑張ったが、リウマチを患い断念した。手が腫れるので墓地の草取りは手伝いません。
そして、生きている人と賑やかに過ごしたい。最近は「まりさん家」を主宰して、お寺を地域交流の場とするべく頑張っている。
アイドル犬
福澤 メイプル(プーコリン)
2007年10月生まれ
トイプードルの雑種犬、雌。
住職の甘やかしと美食がたたり、重い腎臓病を患う。ヨボヨボで寝てばかり、飼主サービスは一切なし、だけど頑張って生きている。美味しいものを食べると調子が悪くなる。それでも食べたい… 「療養食は食べません」とストライキ中。住職はそのワガママな姿にも癒されている。
ロゴマーク
人は煩悩に迷う生き物。迷うからこそ仏のはたらきに目が覚める。
目覚めてほころび、頑張る姿は、きっと誰かを導く姿となっていく。仏のはたらきが、迷いを縁に増幅しながら伝わっていく。
花の美しさには、それを支える根や茎の物語がある。その物語に導かれながら新たな物語を紡いでいくいのち。導かれる姿で導く。いのちの課題はそこにある。
宗派:真宗高田派
本山:高田山 専修寺(せんじゅじ)
三重県津市一身田町
宗祖:親鸞聖人
本尊:阿弥陀如来
教義:専修念仏
高田本山HP もご参照下さい http://www.senjuji.or.jp/
その他
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