真宗高田派 正覚山 願成寺
Tel: 0532-52-9601

年中行事

「仏願への目覚め」を確かめ合います
 どなたでも お気軽に ご参加下さい

修正会(しゅうしょうえ)

1月1日 11:00 ~(元旦)
勤行/法話、呈茶、琴の演奏など

新しい年を、仏様やお念仏の仲間と共に慶びます。何が起きても必ず仏様の眼差しの中。「平凡の中にもあたりまえを祝い、難事に遭っても新たな発見や出遇いを楽しむ」 一年の計を、そんな風に建てられたら盤石ですね。そんな心で、声を合わせて勤行します。
勤行の後は小さな法話、そして お正月のお菓子(花びら餅) とお抹茶で親交を深めます。呈茶中は琴の生演奏などがあるかもしれません。本堂に響く雅な音色にも心が洗われます。

讃仏会 / 春彼岸(さんぶつえ)

3月xx日 10:00,13:00 ~(春分ごろ)
勤行/落語と法話、昼食など

彼岸(西方浄土)を想い、仏様のはたらきの中であったと、今を慶び直す法会。迷うからこそ仏に遇える、そんな風に仏様を讃じます。古来から永代経/祠堂講とも伝えられますが、この教えと 教えの庭(寺) が末代まで伝わる様に願っての呼び名です。
皆で声を合わせた勤行の後、落語を楽しみます。落語はお説教に端を発した話芸であり、「人間の業を肯定するもの(立川談志)」だそうです。落語も法話も、皆様が今を受け止め直すご縁になればいいですね。
正午からの食事(お非時) も魅力です。精進ですが、皆で作って有難く楽しくいただきます。

歓喜会 / お盆(かんきえ)

8月15日 18:00 ~
勤行/法話、簡単な食事、花火など

お盆は盂蘭盆経の内容に日本古来の習俗が加わって営まれてきた行事です。盂蘭盆経には、釈尊高弟で神通第一の目連様が、施食によって、地獄の母を救った物語が説かれています。けれど裏を返せば、それまで亡母を顧みなかった目連様が、母の苦悩の姿に接し、釈尊の教導を得て、自力中心の生き方を翻した物語だったとも読める。
真宗にはお盆のしきたりはありません。けれどこの時を、支え合ういのちを慶び直そうと過ごします。「おかげさま」と、ご先祖の姿にも手を合わせます。

讃仏会 / 秋彼岸(さんぶつえ)

9月xx日 10:00,13:00 ~(秋分ごろ)
勤行/法話(本山布教使)、昼食など

法会の意義については春彼岸と同様です。秋の法会では、ベテランの先生をお願いして、真宗の要のお話をお聞きしています。毎回頷かされることがとても多いです。是非、ご聴聞下さい。

両讃仏会と報恩講は、準備から皆様の参加をお願いしています。境内の草取りや餅搗きをお手伝い頂きながら、親交を深めます。古い写真を見ると亡くなった方も多くあり、その姿や声を思い出しながら、応援されていると実感します。応援は導き、仏のはたらきを慶ぶ法会は、準備の中にも始まっています。

報恩講(ほうおんこう)

12月x日 10:00,13:30 ~(初旬の土)
12月y日 10:00,13:30 ~(初旬の日)
 * 土曜は午後のみ
勤行/法話(講師招聘)、昼食など

御開山親鸞聖人のご遺徳を偲んで勤める報恩謝徳の法会です。一年で最も重要な行事なので、近隣のお寺様も駆けつけて下さいます。お仏壇の荘厳も精一杯立派にします。満日中(日曜午後)の法座では、聖人の遺徳を讃嘆する式文を拝読します。漢文のまま抑揚をつけて読みます。難しいので失敗するかも… 失敗してもご本尊の微笑みがそれを優しく包みます。
土曜日の法座の後には、甘酒を振舞います。日曜日の食事(お非時) では手作り胡麻豆腐が名物です。胡麻を煎る事から始めて一所懸命に作っています。柔らか過ぎたりして安定しませんがご笑味下さい。午後の法座後には皆で搗いた餅をゼンザイにします。好評です。

月例会(げつれいかい)

毎月1日 14:00 ~(変更の場合あり)
 * 寺にご確認下さい
勤行/法話、呈茶

毎月法話会を開催しています。最近は役員様2名しかお参りがありません。それでも尊いのですが、もっと沢山の人と触れ合いたいと思っています。悩みなどあれば、皆で(個別にも) お聞きします。ただ聞くだけですが、問題を整理できればきっと、歩むべき道が見つかります。
法座後には、季節のお菓子と抹茶でお過ごし下さい。